砂浜の落とし穴で夫婦死亡 へのコメント（No.1650）

石川県かほく市の砂浜で８月、金沢市の会社員出村裕樹さん＝当時（２３）＝夫婦が
落とし穴に誤って転落、死亡した事故で、津幡署は１２日、裕樹さんを死亡させたとして
重過失致死の疑いで、穴を掘ることを発案し、自らも転落死した
出村さんの妻＝当時（２３）＝と、一緒に穴を掘った友人の男女６人を
１３日にも書類送検する方針を固めた。

ただ、妻が誕生日を迎える裕樹さんを驚かせようとしたためだったことから、
同署は厳罰を求めない意見を付けるという。
捜査関係者によると、友人は夫婦の中学時代の同級生らでいずれも２０代の男性５人と女性１人。
出村さんの妻とともに、８月２７日昼から砂浜にスコップで約２・４メートル四方、
深さ約２・５メートルの落とし穴を掘り、同日夜、裕樹さんを転落させ、
窒息死させた疑いが持たれている。
友人らはブルーシートで覆い、砂をかけるなど穴の位置を分かりにくくしていた。
夫婦は転落した際、上半身が穴に埋まり、司法解剖の結果、砂で鼻と口がふさがれていたことが
確認された。

同署は友人らから事情聴取する一方、１０月２日には落とし穴を再現して２体の人形を
転落させる実況見分を行うなど捜査を進めていた。

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