がん進行を左右する仕組み、九大グループが解明

  • ニュース全般
  • 11/08/01 11:57:11


(8/1 9:47 読売新聞)
九州大生体防御医学研究所の鈴木聡教授(ゲノム腫瘍学)らの研究グループが、がんの進行を左右するメカニズムに「PICT1」というたんぱく質が関わっていることを突き止めた。

生存率を高める新薬の開発につながる可能性があり、1日、米科学誌電子版に発表する。

研究では、細胞核の核小体の中に、PICT1が存在することを発見。正常な細胞の場合、PICT1は「リボゾームたんぱく質」と結合しているが、PICT1を消失させると、リボゾームたんぱく質が核小体から出て、がん細胞の増殖を抑制する「p53」と結合し、p53の働きを活性化させることがわかった。

また、がん患者のPICT1と生存率の関係も調査。食道がんでは、PICT1が少ない患者の5年後の生存率が1・7倍になり、大腸がんでも1・3倍になることが確認された。

  • 1 いいね

利用ルール・禁止事項をご確認ください
誹謗中傷、個人情報、プライバシーを侵害する投稿は禁止しています。
また誹謗中傷においては、法改正により投稿者の情報開示について簡易な裁判手続きが導入されております。

古トピの為これ以上コメントできません

ママ達の声

画像表示ON・OFF

    • 11/08/01 13:57:06

    この研究のおかげで助かる命が増えて欲しいな!

    • 0
    • 11/08/01 12:05:06

    朗報ではあるけど、全国的に実用化されたり保険適応になるには長い年月かかるんだろうね。
    今の最先端医療だって全国数ヵ所のみとかだし。

    • 0
※コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています
新しいトークテーマを作ろう

子育てや家事、旦那に関する悩み相談、
TV、芸能人に関する雑談など何でもOK!

トピックランキング

もっと見る

コミュニティカテゴリ