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- 関西
- 11/03/18 05:53:52
東日本大震災の被害が広がる中、大阪のホテルやウィークリーマンションでは宿泊や利用の予約取り消しと申し込みが、それぞれ相次いでいる。全国的に被災したような印象を抱いたとみられる外国人が予約を取り消す半面、被災地や首都圏の企業が社員を関西へ一時避難させるために利用を申し込む動きもあり、各施設は調整に振り回されている状態だ。
大阪市内のホテルなどでは、宿泊や宴会、婚礼のキャンセルが急増。中長期滞在型の宿泊施設「フレイザーレジデンス南海大阪」(大阪市中央区)では、震災発生から15日までに外国人客を中心に約200件の取り消しが出たといい、「外国人客に日本全土が被災したかのような印象を持たれているようだ」(広報)と困惑する。
一方、スイスホテル南海大阪(同市中央区)では15日、東京都内のアジア系外資企業から数百人の宿泊予約が入った。宿泊や宴会の取り消しもある中、1カ月に及ぶ長期滞在の問い合わせが数件寄せられ、「今後もこうした動きは激しくなるだろう」(広報)と複雑な心境を明かす。
福島第1原発の事故拡大で避難地域がさらに広まったことを受け、15日午後にはJR大阪駅に併設されたホテルグランヴィア大阪(同市北区)にも都内の外資系企業6社から宿泊予約の問い合わせが入った。いずれも1~2週間の長期滞在で、1社当たり20~50室の大量予約という。
ホテル阪神(同市北区)やホテル大阪ベイタワー(同市港区)にも、一時的に社員を避難させるなどの理由で都内の企業から宿泊予約の問い合わせが入り始めている。
震災にからむ人の動きはウィークリーマンションにも及び、不動産賃貸のレオパレス21には被災地の工場や企業の支社などから、首都圏や関西圏などの物件の利用申し込みが数百件単位であり、対応に追われている。
ウィークリーマンションを全国展開するアベストコーポレーション(同市北区)にも14日から、都内の物件に対する法人契約の申し込みが殺到。約1500室ある物件が即日でほぼ満室となった。
原発の事故拡大報道を受け、15日は関西や九州などの物件で申し込みが相次いでおり、「このままいけば1、2日で関西圏の約3千室が満室になるかもしれない」(広報)と話している。
放射能汚染の実態を知らないのは報道規制されたメディアからの情報だけを信じる日本人だけだよ…
皆も直ちに避難した方がいいよ!
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