放射能漏れ へのコメント（No.89024）

>>89020
ググってみた。

東京(首都圏)はチェルノブイリ周辺都市より高度に汚染されてると断言しているが、比較対象としてその周辺都市がチェルノブイリ原発からの距離や線量や数値(濃度)などの具体的な数字は全く記載されてないね。ガイガーの数値はとっくに事故以前に戻ってるけど、今の東京のどこの何がどこよりどれくらい汚染が酷いのか全くわからないわね。

で、首都圏からの受診者も多い当院では、子供(小児)の甲状腺疾患は見られず、その親(成人)に甲状腺癌が増えてる印象があると言ってるけど、本来甲状腺疾患とはそういうものよね？老後に何十年物の甲状腺癌が見つかるなんて多々あるわけだし。
チェルノブイリ事故では内陸部で海藻を常時摂取する習慣がなく、元々甲状腺疾患も少ない地域で本来ないはずの子供の甲状腺疾患が多発したのが問題(放射性ヨウ素による被曝)なわけだけど、この医師は小児に甲状腺疾患が見られないことは認めつつも、成人に甲状腺疾患が見つかることを「日本では放射性ヨウ素が原因ではないかもしれない…」として、結局「チェルノブイリとは違うパターンで被曝による健康被害が出てる」といきなり話が飛んで、「だから東京は危険だ」と結論づけてる。

更には、2011年末以降首都圏の3000人の親子の血液検査をしてきたが血液疾患は見つかっていないってことを認めつつも、そこから何故かいきなり呼吸器等の疾患の重症化が増えてる(？)の話になって、東京で悪化していた呼吸器、消化器、循環器、皮膚病、喘息、下痢、中耳炎、副鼻腔炎等々の疾患が移住(避難)により急激に改善したとしている。都心より空気の綺麗な岡山に移住すりゃ改善が見込まれる疾患ばかりだし、そもそも事故以前からの都市問題だろ？とは思うが、結局これら全ても東京の放射能汚染と結びつけ、被曝による免疫力の低下が原因だから首都圏(東京)は危険だと力説してる。しかも、首都圏の電車は｢病人救護｣のため頻繁にとまり、東京では手足口病などの小児特有の病気にかかる大人が増え、インフルエンザは小児より成人のほうが多いと、根拠となるデータも示さず都心の人口密度や電車の過密ダイヤなども全く考慮することなく断言して、全てを放射能汚染に結びつけてる。

何て言うか、東京は汚染されてるって言う結論ありきで全てを語ってる感じ。「フクシマ」「トーキョー」と片仮名表記を多用してる点でも違和感がある。医師を名乗ってる以上、せめて個人的感想や印象(増えてる、多い等々)ではなく、比較対象となる数値的根拠を示した上で語って欲しいところだわ。

まあ、この医師を頼って受診するのも移住するのも自由だし、それで安心できるならそれはそれで良いことなんだけど、東京に比べて黄砂や高濃度PM2.5の飛来が頻繁だから、呼吸器循環器の疾患を抱えてる人は気をつけてもらいたいなって思う。