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- 10/10/01 00:02:35
中国で人をコロすダニ「サツ人ダニ」による感染症の死者が相次いでいる。日本の厚生労働省は「国内で同じ感染症は未確認」としているが、屋外のダニによる別の感染症「日本紅斑熱」の死者が過去5年で2人出ており、専門家は「抵抗力の少ない高齢者や子供は秋の行楽期に山へ入る際に注意が必要」としている。
中国紙によると、河南省衛生庁は9月までの3年4カ月間に、ダニに刺された557人が40度前後の高熱や血小板減少などの症状を呈し、18人が死亡したと発表した。山東省でも11人、江蘇省でも4人が死亡したという。
国内でも、屋外でダニに刺されたことにより高熱や赤い斑点、刺し傷が体にできる日本紅斑熱が発生しており、平成21年までの5年間に470人が発症、18年と20年には死者が出た。
国立環境研究所の五箇公一主席研究員(ダニ学)は「日本でも屋外でダニに刺され感染する可能性があることを認識すべきだ。紅斑熱は秋の行楽シーズンとも重なる10月ごろにピークを迎えるため、山に入る際は服の襟や袖、すそに防虫剤をつけてほしい」と話す。
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