嵐(妄想・小説)

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    • 匿名
      12/04/04 08:42:47

    翔くんで。
    ちょいエロな感じなので、嫌な方はスルーしてください。



    私の隣に横たわる翔。
    優しく私の頭を撫でながら、他愛もない会話を続ける。

    今日の出来事、友人の話、家族との思い出、週末の予定。
    少しハスキーな独特の声は、いつもよりトーンを落として。
    その声は子守唄のように、私の身体に低く響く。

    『眠くなったら寝ていいからね。』
    「うん。」

    でも眠ってしまうのはもったいない。
    翔と居られる時間は、限られているから。

    頭を撫でる翔の手を取り、手首にそっとキスをする。

    『なんだよ(笑)』
    「あ、顔赤くなってる(笑)」
    『なってねーよ!』

    照れ隠しのためか、私の頭を自分の胸に引き寄せる。

    筋肉の付いた胸板。ボディーソープの甘い香り。ゆっくりとした鼓動。

    私は翔の背中に手を回す。

    『ん?どした?』
    「ううん。何でもない。」
    『そう?』
    「うん。」

    翔は腕を私の頭の下に滑り込ませ、もう片方の手で私の腰を抱く。急に私の鼓動が速くなる。

    『あったけぇ...』

    私のおでこにキスをした翔の唇は、熱い。
    じっと翔を見つめると、

    『もう、なんだよ(笑)』

    と、恥ずかしそうに目を伏せる。

    『お前ってさ…』
    「ん?」
    『...』
    「何(笑)?」
    『ん...いや、何でもない。』
    「えー?何それ(笑)変なの。」

    すると翔はギュッと私を抱き締め、

    『すげぇ好き。』

    耳元でそう囁いた。

    きっと耳まで真っ赤になっている私に、翔は深くキスをした。

    夜明けまであと少し。
    私たちは再び一つに重なり、溶けてゆく。

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