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- 22/06/03 20:02:44
5歳児餓死事件 “ママ友による洗脳”は? 6月6日に母親の初公判 福岡県
6/3(金) 17:55 Yahoo!ニュース
テレビ西日本
去年3月、福岡県篠栗町で5歳男児が餓死し、母親と、いわゆるママ友の2人が起訴された事件です。
母親の初公判が6月6日(月)に開かれますが、事件の背景にあったとされる支配関係とは?
去年3月に逮捕され保護責任者遺棄致死の罪に問われているのは碇利恵被告(40)です。
起訴状などによりますと、碇被告はママ友の赤堀恵美子被告(49)と共謀し、2019年8月ごろから、当時住んでいた篠栗町のマンションで碇被告の三男で当時5歳の翔士郎ちゃんに十分な食事を与えず、翌年4月、餓死させたとされています。
翔士郎ちゃんが死亡したときの体重は、5歳児の平均の半分ほどの10.2キロ。
胃の中に食べ物はほとんど残っていませんでした。
子どもを餓死させたとされるこの事件、背景にあったとされるのは赤堀被告による碇被告への支配でした。
◆赤堀被告の言葉(取材による)
「ママ友があなたの悪口を言っている」
「あなたの夫が浮気をしている」
「信用していいのは私だけ」
このような赤堀被告の言葉を信じた碇被告は、3人の子供を引き取り、夫と離婚。
生活保護を受給し生活するシングルマザーになりました。
警察などへの取材によると、そんな碇被告に赤堀被告は元夫の浮気の調査費用や裁判費用などと言って約1200万円をだまし取り、ブランド品を購入したりパチンコに使っていたとされています。
さらに赤堀被告は、碇被告の子どもを含めて食事なども制限し、日常生活も管理していったと見られています。
◆赤堀被告の言葉(取材による)
「言いつけを守れない子には食事を与えるな」
「監視カメラ10数台で見張っている」
取材によると、赤堀被告の指示のもと、碇被告は翔士郎ちゃんが餓死する前の月には15日以上にわたって水しか与えていなかったということです。
赤堀被告のさまざまな言動で生活全般を支配されていったとされる碇被告。
警察などの調べに対し、碇被告は反省と後悔の言葉を口にしていたということです。
6月6日から始まる碇被告の裁判で、赤堀被告がどのように碇被告を支配していったのか、その過程がどこまで明らかになるのか注目されます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b00afb7882b639676dd2364754dc25a36dbe65cb
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