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- 19/03/06 18:12:51
去年、東京 渋谷区の住宅で、当時28歳の女性が死亡しているのが見つかり、警視庁が捜査を進めたところ、一緒にいた69歳の会社役員の男が多量の覚醒剤を女性に摂取させ、死亡させたとして、殺人などの疑いで逮捕しました。調べに対し容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、東京 渋谷区神泉町の会社役員、石原信明容疑者(69)です。
警視庁によりますと、去年7月22日、石原容疑者の自宅で板橋区に住む五十嵐友理さん(当時28)が死亡しているのが見つかり、一緒にいた石原容疑者が五十嵐さんに多量の覚醒剤を摂取させ、急性覚醒剤中毒で死亡させたとして、殺人などの疑いが持たれています。
石原容疑者は、平成28年の冬ごろに会員制の交流クラブを通じて五十嵐さんと知り合ったとみられ、捜査関係者によりますと、五十嵐さんの体からは致死量を超える多量の覚醒剤の成分が検出されたということです。
警視庁は、覚醒剤をどのように摂取させたのかや、五十嵐さんが死亡した詳しいいきさつを調べています。
警視庁の調べに対し「覚醒剤を摂取させたなどということは事実ではない」と供述し、容疑を否認しているということです。
被害者の夫「犯人は許せない」
死亡した五十嵐友理さん(当時28)の夫がNHKの取材に応じ、事件に巻き込まれた当日の状況について、「妻は午前11時ごろ『仕事の関係者に会いに行く。夕方には帰る』と言って出て行きました。しかし夜になっても帰ってこず連絡もつかないまま、翌朝、警視庁から『遺体で見つかった』と連絡を受けました」と説明しました。
そのうえで、「妻が友人に送ったラインのメッセージでは、『男から薬物をすすめられて断ったが、日本酒に混ぜられた薬物を飲んでしまった』と書かれていたと聞きました」と話していました。
友理さんはネイリストとして働いていましたが、2年前に結婚したのを機に専業主婦になったということです。
夫は「妻は犬が大好きで、毎朝、私のシャツをアイロンがけしてくれる優しい女性でした。今は頭が真っ白で整理がつきませんが、犯人は許せない」と、ことばを絞り出していました。
覚醒剤事件の当時の状況
捜査関係者によりますと、石原容疑者は、平成28年の冬ごろに会員制の交流クラブで被害者の女性と知り合ったということです。その後、電話やメールでやり取りを続けていて、事件が起きた日は会うのが数回目だったということです。
石原容疑者の自宅に設置された防犯カメラには、事件が起きた日の去年7月22日の正午ごろ、2人で家に入っていく様子が写っていたということです。
その後、23日の午前7時ごろに石原容疑者が「朝起きたら動かなくなっている」と119番通報し、その場で女性の死亡が確認されました。警視庁が遺体を詳しく調べたところ、女性の体内からは致死量を超える覚醒剤の成分が検出されたということです。
「複数の若い女性が出はいり」
石原容疑者の自宅近くに住む70代の女性は「男性はいつも高級車で出入りしていて、複数の若い女性が出はいりするのを見たこともあります。近所づきあいもない人なのでどのような人かわかりませんでした」と話していました。
NHKWEBニュース
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