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- 17/05/23 08:22:50
時事通信 5/23(火) 3:02配信
神戸市須磨区で1997年に起きた連続児童殺傷事件で、当時14歳だった加害男性(34)の両親が22日までに、報道各社の書面インタビューに応じた。
両親は「生きている限り、償いをさせていただきたい」と表明。男性が遺族らに知らせず手記を出版したことを謝罪し、「順序を間違えている」と指摘した。
小学生5人が襲われ2人が死亡した事件は、土師淳君=当時(11)=の殺害から24日で20年を迎える。報道各社は弁護士を通じて加害男性の両親に書面で質問を送り、弁護士が回答を聞き取った。
両親は「被害者遺族の方々には大変申し訳なく、年月が流れるにつれ、怒り、悲しみ、憎悪が増していると思っています」と改めて謝罪。遺族に伝えたい思いについて、「『絶歌』(手記)の出版により、大変心を傷つけてしまい本当に申し訳ありません。私たちは生きている限り、ご冥福を祈りながら償いをさせていただきたい」と答えた。
出版については「順序を間違えている」としつつ、「少年院を退院してからの様子など、一部が分かったとは思います」との考えも示した。
加害男性と連絡を取ることもあるというが、両親は「生活状況は話してくれない」と説明。「何とか(男性と)会って絶歌を出したことや、事件の真相について聞きたいと考えています。それがかなえば、ご遺族にもお伝えしたい」としている。
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