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- 17/01/23 18:15:42
どうなる平昌五輪…韓国担当相が職権乱用と偽証容疑で逮捕
韓国の朴槿恵大統領の疑惑を調べる特別検察官の捜査チームは21日、政権に批判的と見なす芸術家や俳優ら約9400人を掲載した「ブラックリスト」を作成し支援を止めるなど圧力をかけたとして、趙允旋(チョ・ユンソン)文化体育観光相(50)と、朴氏の最側近の金淇春(キム・ギチュン)元大統領秘書室長(77)を職権乱用と国会での偽証容疑で逮捕した。
一連の疑惑で現職閣僚の逮捕は初。趙容疑者は21日、辞意を表明した。趙容疑者は2018年平昌冬季五輪の担当相。2月で大会開幕まで1年となる中、準備に重大な影響が出そうだ。五輪準備は、施設の建設は順調だが、開会式イベントの総責任者が決まっていないなど、ソフト面の準備が遅れている。
金容疑者は、朴氏の父の故朴正煕元大統領時代に情報機関幹部を務め、親子を最もよく知る人物といわれる。朴氏に次ぐ「ナンバー2」の実力者だった。朴政権は「文化隆盛」を掲げ韓流を世界に広げると強調してきたが、裏では韓流を代表する俳優らを弾圧してきた疑いが強まった。
★朴政権ブラックリスト 対立、批判の9400人分
ブラックリストとは、2012年の大統領選挙の朴氏の対立候補を支持したり、14年4月の旅客船セウォル号沈没事故での政府の対応を批判したりするなどした芸術家や俳優、映画監督、作家を、支援事業の対象から外すなどするため作成した約9400人分の名簿。俳優のソン・ガンホや映画「オールド・ボーイ」のパク・チャヌク監督らが含まれる。
サンスポ 2017.1.22
http://www.sanspo.com/geino/news/20170122/pol17012203130003-n1.html
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