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- 07/04/08 20:57:21
子どものころ、ことばの暴力による虐待を受けた人は、ことばに関係する脳の一部が小さく
なっていることが、熊本大学の研究者がアメリカで行った調査でわかりました。
この調査は、熊本大学の友田明美准教授がアメリカのハーバード大学のグループとともに
行いました。幼児期から思春期にかけて、保護者から繰り返しののしられるなど、ことばの
暴力による虐待を受けていた、18歳から25歳のアメリカ人男女22人の脳の画像を撮影し、
人種や利き手、生活環境などの条件をそろえた、同じ年の人の脳と比較しました。
その結果、ことばの暴力による虐待を受けていた人は、脳の両側にある側頭葉のうち、ことば
に関係する部分の容積が、左側で9.2%、右側で9.9%小さくなっていました。特に男性では
左側で15.9%、右側で13.8%小さく、暴言の頻度が多かった人ほど、影響が大きい傾向が
あったということです。
http://www.nhk.or.jp/news/2007/04/08/d20070408000096.html
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