韓国、原発増設に急旋回 新規立地候補地に疑問の声も

匿名

気持ち的には宿題終わった

26/10/08 14:56:26

韓国、原発増設に急旋回 新規立地候補地の盈徳郡ルポ 山火事被災地の再生へ選出、疑問の声も

2026/10/2 17:00

 韓国で今後の電力不足に備えて原子力発電所を増設する動きが加速している。就任当初は原発活用に否定的だった李在明(イジェミョン)大統領が、韓国経済をけん引する半導体産業などで「安定的な電力が不可欠」と判断して増設へ急旋回した。新規立地候補地に選ばれた南東部の慶尚北道盈徳(ヨンドク)郡を訪ねると、住民の間では期待と不安の声が入り交じっていた。

 李氏は昨年6月の大統領就任後、原発の立地決定から稼働までには「15年以上必要だ」などと活用に否定的な発言をしていた。ところが今年1月、李政権は「人工知能(AI)時代には膨大な電力が必要になる」として増設にかじを切った。その直後から、原発運営会社「韓国水力原子力」は出力140万キロワット級の大型原発2基の立地候補地を募集。6月には住民の賛成が多いことなどを理由に、盈徳郡を選んだ。2037年ごろの稼働が目標だ。

[写真]韓国の慶尚北道盈徳郡にある原発立地候補地。出力140万キロワット級の大型原発2基の建設が計画されている=9月3日

 盈徳郡で賛成が多い背景には、昨年3月の山火事被害がある。郡全体(人口約3万2千人)で約1600世帯が被災し、10人が死亡した。山林の一部が焼失し「はげ山」に近いところが目立つ。今も700世帯以上が仮設住宅での暮らしを余儀なくされている。

 地元区長の李未相(イミサン)さん(66)は「地域経済の再生のために住民はほぼ賛成だ。韓国はこれから電気がさらに必要になるからだ」と力説する。火災当時は自宅に火が達し、死を覚悟しながら逃げ延びたという。

 ただ今は少し安堵(あんど)した表情を浮かべる。政府が正式に原発候補地として告示すれば、3~4年後には新たな場所に移転できるからだ。仮設住宅で暮らす60代女性も「今度こそは計画通りに進みそうだ。しっかりと移転補償してもらいたい」と話した。

続く

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  • No.3 約束は覚えてたよ

    26/10/08 15:24:23

    韓国のいうところの汚染水も自国ではダダ流れだよね

  • No.2 主 気持ち的には宿題終わった

    26/10/08 14:57:51

    崔さんは今、反対運動の組織を設立し活動中。最近は海水浴場などへの観光客が増えているため、若い人ほど原発に反対だ。ただ以前のように農業関係者は反対運動に加わらず、勢いには欠ける。「後継者が決まっている農家ほど国から補助金をもらっていて、動きづらいのかもしれない」

     候補地内では、地元に住まずに投資目的とみられる土地所有も散見され、崔さんは実態を調べている。

    ◇    ◇

     韓国政府は38年までの電力需給基本計画(需給計画)に大型原発2基に加えて、小型モジュール炉(SMR)の導入を明記。SMRは盈徳郡と同じ南東部、釜山市にある古里原発の敷地内に建設される。

     李政権は6月、半導体工場やデータセンターなどを各地に建設する大型プロジェクトを発表した。将来的にこれらを実現するとすれば、原発20基分以上の電力が必要との試算がある。

     政府は現在、40年までの次期需給計画の策定に向けて準備を急いでいる。気候エネルギー環境省は9月22日、最も注目されている原発増設に絞って討論会を行い、12月に結論を出すと発表した。最新調査でも国民の8割が「増設に肯定的」との世論を背景に、原発増設が次期需給計画に盛り込まれるのは既定路線となっている。

    ◇小型モジュール炉(SMR)
     SMRは従来に比べて小型の原子炉を意味する英語「Small Modular Reactor」の頭文字。出力は30万キロワット以下で、今の原発の「3分の1程度」の規模。組み立てやすさや安全性を向上させ、需要に沿って複数のモジュール炉を設置する。加圧水型、沸騰水型と呼ばれる通常の原発を小型化したものなど、世界で開発競争が続く。

    西日本新聞社

  • No.1 主 気持ち的には宿題終わった

    26/10/08 14:57:03

    実はこの場所は12年に政府の告示まで終えた元候補地でもある。李さん宅に足を運ぶ途中、韓国水力原子力が「天地原発」の候補地として知らせる同年設置の看板が残っていた。革新系の文在寅(ムンジェイン)政権が進めた脱原発政策に伴い、天地原発は21年に白紙に戻ったのだ。

     李さんは「エネルギーは百年の計。一つの政権だけで脱原発を進めるのは正しいことなのか。天地原発が計画通り進んでいたら、今の韓国経済に役立っていただろうに」と残念がる。新原発の名前は郡が9月まで公募した中から決める。

    ◇    ◇

     ただ、あまりに短期間で再び候補地となったことには戸惑いの声もある。崔仁曄(チェインヨプ)さん(59)が首都圏からUターンで地元に戻ったのは15年。天地原発の反対運動に加わるためだった。当時の住民投票では投票者約1万人のうち9割が反対し、文政権が白紙化する契機にもなった。郡はその後、海沿いの立地を生かして風力発電所を増やし“再生エネルギーのまち”に成長を遂げた。

     ところが昨年11月、崔さんに「再び原発の候補地募集が始まりそうだ」とのうわさが届いた。崔さんは当時の郡長に「原発のメリットとデメリットを公平に説明し、世論調査をすべきだ。賛成が多ければ、反対運動はしない」と伝えた。

     ただ、その後の説明会も原発推進ありきの内容に終始した。郡は地域の世論調査で「8割以上が賛成」との結果を発表したが、崔さんは「調査が固定電話のみで、携帯電話しか持たない人の意見が反映されていない。もっと反対が多いのは明らかだ」と憤る。

    続く

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