父子が海に転落し30代の父親が死亡　5歳の息子は病院搬送時の意識なし

青森県むつ市大湊新町の海で24日夕方、市内に住む父親（35）と5歳の息子が海に転落し、父親が死亡しました。息子は病院に運ばれた際、意識がなかったということです。



24日午後4時50分ごろ、むつ市大湊新町で通行人が海でおぼれている父子を見つけて消防に通報しました。

おぼれていたのは市内に住む公務員の野口翔平さん（35）と野口さんの5歳の息子で、野口さんはおよそ20分後に海中でダイバーに発見されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

野口さんの息子は午後5時ごろに付近にいた人に救助され病院に運ばれましたが、搬送時に意識はなかったということです。

警察によりますと、2人は午後4時ごろに家を出る際に家族に「釣りに行ってくる」と伝えていて、転落した場所の周辺には、2人が使っていたとみられる釣り竿やえさなどがあったということです。

現場は小荒川大平橋から西に約100メートルの海中です。