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- 24/07/01 09:57:04
パリ五輪は「球技はほぼ全滅」 韓国のスポーツが“弱体化”した納得の理由
2024年06月30日
女子バレーボール日本代表が、ネーションズリーグ福岡大会で韓国を3―0のストレートで破るなどして、パリ五輪出場を決めた。
とかく熱く語られがちな日韓戦だが、肩透かしの弱さ。ちなみに韓国バレー代表は男女ともパリ出場権を獲得できなかった。
■ハンドボール以外の球技は全滅
実は、かの国のスポーツは凋落の一途をたどっている。(略)
先の東京五輪では37年ぶりの低水準である20個にまで落ち込んだ。
「特に球技の衰退は顕著で、パリ出場は、伝統的に人気がある女子ハンドボール以外は全滅してしまいました」
と、韓国紙記者が嘆く。(略)
日本のさる競技団体幹部もため息交じりに漏らす。
「野球のWBCも韓国は弱かった。日韓戦はどの競技であれ注目されるし、わが国の強化の面でも隣国に難敵がいるのはプラス。韓国にはもっと頑張ってほしい」
■スポーツは「貧乏人の食い扶持」扱い
(略)
なぜこんなに弱くなってしまったのか。先の記者は、
「意識が日本と違うんです。韓国でスポーツは“貧乏人の食い扶持”か“金持ちの娯楽”。でもそれも……」
国が豊かになりハングリー精神が消えた。かつて日本より多くいたボクシング世界王者も、今はゼロだ。
「それに、普通の若者は受験勉強で忙しくて、放課後に部活なんてやりません」
わが国に4000近くある高校野球部は、韓国全土でわずか100に満たない。
「ただ逆に運動部の連中は、ガチンコで練習漬け。昔は、授業そっちのけで朝から晩まで練習していました。でもそんなエリート一辺倒では、落伍者は路頭に迷うし問題だということで、今は“ゆとり教育”に変貌。結果、弱体化してしまった」
韓国政府はパリ五輪出場候補選手たちに海兵隊訓練を受けさせた。これも“時代遅れ”と批判されたが、
「昔は、五輪代表合宿の方が海兵隊訓練より辛かった」
スポーツとは何ぞや――と考えずにはいられない。
週刊新潮 2024年6月27日号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2024/06301056/?all=1
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