- なんでも
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- 24/01/22 11:34:41
歌手で俳優、杉良太郎（７９）が１９日、能登半島地震の被災地である石川県金沢市の避難所で炊き出しを行った。県は被害が大きい地域の支援活動を規制しているが、同市の１・５次避難所では１７日から一般の災害ボランティア活動が開始されたことなどから訪問。温かい肉うどんなど昼夕食で各３００食を振る舞った。著名人の支援活動をめぐってはＳＮＳ上で「売名行為」と批判もあるが、「そんなことはどうでもいい」と避難者に寄り添った。
杉はデザートで用意したイチゴのヘタを包丁で丁寧に切り、肉うどんを味見するなど精力的に動いた。
スタッフらと仕上げの調理をし、寒さが厳しい冬の金沢で温かい肉うどんとイチゴの昼食を用意。「精神をすり減らさないで」「体を大切に」と声をかけながら配膳した。
避難者らは久々だという温かい食事を味わい、ほっとした表情。全国から集まった支援チームのスタッフたちにも振る舞われた。
この日の朝、うれしい出来事があった。杉の活動を知った市内在住の女の子が「ありがとう」の手紙とプレゼントを贈りたい、と母親、祖母と訪ねてきた。しゃがんで感謝の言葉を聞いた杉は「ありがとう。元気にね！」と返答。思わず笑みがこぼれた。
「３歳の女の子が訪ねてくるなんて普通ないよ」。少女の純粋な気持ちに心打たれ、目頭を熱くした。前夜は「寝付きが悪い」と語っていたが、疲れも一瞬にして消えた。
今回の炊き出しは３日間を予定し、牛丼や炊き込みご飯、豚汁などを提供する。
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ぴよぴよ
