上野動物園でシャンシャンお別れ　中国返還へ、最終観覧は70倍

中国に返還される上野動物園（東京都台東区）のジャイアントパンダ、シャンシャン（雌、5歳）の観覧最終日となった19日、大勢のファンが同園を訪れた。最大2600人の事前抽選制で、最後の時間枠は倍率70倍。21日に中国へ出発する。

シャンシャンは2017年6月、父リーリーと母シンシンの間に誕生。同園で初めて自然繁殖で順調に成長したパンダだった。上野生まれとしては、1988年誕生のユウユウ以来29年ぶりとなった17年12月の一般公開は、初日の申し込みが約46倍となるなど大きなブームを巻き起こした。

四川省の中国ジャイアントパンダ保護研究センターで繁殖相手を探すことになる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/68a4ffb11d1ffbde560aaa6fc08457b4fb2c189e