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- 22/12/20 17:43:24
韓国の年間所得、上位10%は2千万円、下位10%は94万円…所得格差さらに拡大
2022-12-14 06:17
韓国で所得上位10%の世帯(生計を共にする世帯)が1年に稼ぐお金はいくらだろうか。 正解は昨年基準で平均1億9042万ウォン(約2千万円)だ。彼らが保有している不動産などの資産は平均15億5475万ウォン(約1億6300万円)に達する。一方、所得下位10%世帯の1世帯当たりの年平均所得は昨年基準で897万ウォン(94万円)、保有資産は1億2407万ウォン(約1300万円)だ。
上位10%と下位10%の所得格差は約21倍、資産格差は約13倍だ。特に、彼らの所得格差は昨年、政府の低所得層支援縮小などで拡大傾向に転じた。貧弱な老後のセーフティネットを考えると、所得下位10%世帯の大半を占める「高齢者貧困」問題に警告灯が灯ったわけだ。
13日、本紙が統計庁の「2022年家計金融福祉調査」の所得10分位現況を分析した結果、昨年の国内所得上位10%世帯の年平均所得を下位10%世帯所得で割った「所得10分位倍率」(世帯所得基準)は21.2倍だった。上位10%世帯が下位10%世帯より21倍多い所得を得ているという意味だ。統計庁が国内すべての世帯を所得水準によって10%ずつ10区間に分けた10分位統計を公開したのは今回が初めて。
(略)
問題は今後、低所得世帯と中・上位所得世帯間の所得格差がさらに広がる可能性が高いという点だ。下位10%世帯の多数を占める低所得高齢者層の場合、国民年金など公的年金未加入者が多いためだ。年金をもらえない高齢者貧困世帯と公的年金をもらえる中産層世帯の間のギャップがさらに広がりかねない。(略)
国内所得上位10%世帯の保有資産額を下位10%世帯の資産額で割った値も、2017年3月末の11.8倍から今年3月末は12.5倍に上がった。上位10%世帯の資産は同期間10億7745万ウォン(約1億1300万円)から15億5475万ウォンへと44%(4億7730万ウォン)増えたが、下位10%世帯の資産は同期間中、9159万ウォン(約960万円)から1億2407万ウォンへと35%(3248万ウォン)増加した。
hankyoreh
http://japan.hani.co.kr/arti/PRINT/45386.html
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