- なんでも
- バッカリス(開拓)
- 22/10/13 10:22:57
韓国のキャッシュレス普及率はは96.4%で世界トップクラス
韓国のキャッシュレス決済の中ではクレジットカード決済が主流
近年、日本ではキャッシュレス化が進んでいますが、日本よりもさらにキャッシュレス化が進んでいる国が韓国です。
野村総合研究所の「キャッシュレス化推進に向けた国内外の現状認識」の調査によると、2016年には韓国のキャッシュレス普及率が世界で最も高い96.4%となっています。
また、その他の代表的な国のキャッシュレス普及率と韓国を比較すると以下のとおりです。
韓国 96.4%
イギリス 68.7%
シンガポール 58.8%
アメリカ 46.0%
日本 19.8%
このように、先進国はどの国も50%前後のキャッシュレス化が進んでいますが、日本は約20%とキャッシュレスの普及率が低いのが現状です。
韓国は世界で最もキャッシュレス化が進んでいる国ですが、なぜ韓国のキャッシュレス普及率は高いのでしょうか?
韓国のキャッシュレス普及率が高い理由として挙げられるのが、政府の政策です。
○所得控除政策
財務省によると、韓国では、クレジットカードの決済額が年収の4分の1を超えた分に対して、その20%を300万ウォン(約30万円)を上限に所得から控除し、年末の源泉徴収時に還付する制度をスタートしました。
そのため現金で支払うよりも、クレジットカードで支払ったほうが、国民が収めなければならない税金の金額が少なくなります。
なお、2012年の税制改正で、控除率は20%から15%まで引き下げられています。
○宝くじの参加権を付与
韓国政府はクレジットカード決済をした消費者に対して、宝くじの参加券を付与する政策を展開しています。
この政策は、消費者が店舗でクレジットカード決済をした際に、その購入額が1,000円を越えると、レシートに宝くじの抽選番号が付与されるというものです。
従来は、宝くじに参加するには、店舗で宝くじを購入する必要がありましたが、現在はクレジットカードで1,000円以上お買い物をするだけで実質無料で宝くじに参加できるようになっています。
宝くじの抽選は毎月1回行われ、当選金はなんと1億8千万円です。
クレジットカードで支払いをするだけで、毎月1億8千万円が手に入るチャンスがもらえることは、消費者が現金からクレジットカード決済に移行した大きな理由のひとつと考えられます。
○年商240万円以上の店舗にクレジットカード決済の対応を義務化
とりあえず、頭いいな。
日本みたいに中途半端じゃない。
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