巣鴨で走行中バイクから突然出火

路上で激しく立ちのぼる、真っ赤な炎と黒い煙。 燃えていたのは、バイク。 9日午後2時ごろ、東京・豊島区巣鴨の路上で、走行中の原付バイクから火が出た。 出火直後に撮影されたとみられる映像。 警察官らが周囲に警戒を呼びかける、緊迫した場面も収められていた。 現場に居合わせた人は、「炎は、2メートルから3メートルほどの高さまで上がっていた」と話した。 撮影者「煙も結構近づくと、目がシパシパする感じ。結構激しく燃えていました」 別の映像を見ると、燃えているバイクは1台ではなく、2台であることがわかる。 なぜ、2台が同時に燃えているのだろうか。 現場は、“おばあちゃんの原宿”として知られる、巣鴨の駅に近い国道17号線沿い。 警視庁などによると、最初に火が出た原付バイクの女性運転手は、出火に気がつき、道路脇に停車。 そして、現場から避難したところ、近くに止まっていた、もう1台のバイクに燃え移ったという。 FNNは、燃え移った側のバイクの持ち主に、話を聞くことができた。 バイクの持ち主「近くでご飯を食べていて、すごく煙が上がっているじゃんと見たら、僕のバイクが炎上して、よくよく聞いてみたら、もらい火だった」 火は、およそ20分で消し止められたが、2台のバイクは全焼。 けが人は、いなかったという。