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舘田さんが人工呼吸器を使った治療を受け始めたのは2月10日。
その後、10日近くにわたってほぼ意識がありませんでした。
新型コロナで重症化した人では、免疫の仕組みが暴走し、体中に炎症を引き起こす「サイトカインストーム」が起きます。
この間、舘田さんは、人工呼吸器とともに免疫の過剰な働きを止める薬を使った治療を受けました。
そして舘田さんは、2月20日ごろになって意識が戻り、医療スタッフと話せるようになりました。
ただ、時間や日付の感覚はなくなっていました。
「いろいろ聞いてきましたけど、実際に自分で体感するのは初めてでしょ。挿管されるときは、麻酔がかかってる訳ですよね。意識がない中で、いつも夢を見てるような、そういった感じでした。それから現実になったり夢になったり、どこまでが本当なのか、幻覚を見ているみたいな状態になるわけですよ。だんだん意識が戻ってくるにしたがって現実の部分が多くなってきて、主治医の先生の顔が目の前に出てきたり、あるいはその先生とお話ししたりする時間が長くなってきて、だんだん意識が戻ってくるようなそういうイメージでした」
「ただ、死なずにすんだなということは何となくわかりました。あんまり冷静には考えてなかったかもしれないけれども、ああ意識が戻ってきたんだな、それで(人工呼吸器を)抜管するんだなっていうことはわかりました」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220314/k10013530561000.html- 0
22/03/16 00:45:20