北陸鉄道石川線
機内のオミクロン濃厚接触者 全員認定やめ前後2列に
2021/12/27 19:16毎日新聞
後藤茂之厚生労働相は27日、新型コロナウイルスの水際対策として、変異株「オミクロン株」の感染者と同じ航空機に乗っていた乗客全員を濃厚接触者と認定する扱いを従来の形に戻すと表明した。また、空港到着時の検査でコロナ陽性が判断された場合はオミクロン株とみなして対応する。後藤氏は記者団に「より検疫体制を効率的かつ強力に合理的に、必要のないところは省略して機動的にしていくのが今回の考えだ」と狙いを述べた。
感染力の強いオミクロン株を巡っては、渡航歴がある感染者の濃厚接触者について「航空機の同乗者全員」としていたが、28日から改め、従来の「前後2列を含めた計5列の乗客」に戻す。家族や同行者も含む。濃厚接触者については、自宅ではなく自治体が確保する宿泊施設で待機するよう求めているため、施設の確保が困難となっていた。後藤氏は「日本での検疫の例から、機内同乗者が陽性になる割合は0・1〜0・2%で、空港検疫後にオミクロン株の感染が判明する割合と同水準」と説明。全員を濃厚接触者とする科学的根拠がなく、濃厚接触者の範囲を切り替えるという。
このほか、空港到着時のコロナ陽性者の約8割がオミクロン株の感染者であることから、今後は変異株PCR検査やゲノム(全遺伝情報)解析をせずにオミクロン株感染者として対応する。また、検疫所が用意する宿泊待機の対象者に加え、全ての入国者に対し、3日目に抗原定性検査を求める。【矢澤秀範】
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