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- 21/09/21 14:27:18
河野氏「次回総裁選、決選投票でも党員票を」
2021/9/20 16:43
自民党総裁選(29日投開票)に立候補した4候補は20日、党青年局・女性局主催の公開討論会に臨んだ。
党改革について、河野太郎ワクチン担当相は「党員の声をしっかり党運営に反映できる政党にしたい」と語り、「次回総裁選では、決選投票でも党員の1票をカウントできるようにしたい」と述べた。
また、毎年開かれる党大会を地方で開催する考えを示し、「全国を回ってもいい。2泊3日で宿泊し、いろんな政策の議論をする場があっていい」と語った。「若者の声も吸い上げたい」と述べ、各大学に自民党の支部を作る考えも表明した。
岸田文雄前政調会長は、党本部と都道府県連役員、選挙対策本部に青年局や女性局のメンバーを加えるとした。「選挙の現場を知る者が選対に加わらなければ選挙は勝てない。実現したい」と強調した。また、次期総裁選をオンライン投票で実施する考えも示した。
https://www.sankei.com/article/20210920-3TS6AHK7W5PLNFKUNWBINZF5E4/
■■■■■決選投票と党員票とは■■■■■
【自民党総裁選の流れ / 決選投票とは】
自民党総裁選において投票権があるのは、自民党の衆参の国会議員383人と、約113万人といわれる自民党の党員です。
国会議員は1人1票の383票で、自民党の党員にも同じ383票が割り振られます。党員投票の票数は各候補に比例配分して383票に圧縮します。
1回目の投票で有効票の過半数の票を獲得した候補がいれば、その候補が総裁になります。
1回目の投開票で過半数を得た候補がいなかった場合、上位2人による【決選投票】に移ります。
国会議員383人は、再度2人のうちどちらかを選んで投票します。
党員票はそのまま扱わず、各都道府県ごとに集計して、多かった候補へ1票ずつ振り分けることになり大幅に圧縮されます(382票→47票)。
つまり決選投票になれば国会議員の意思がより強く反映されると言えるでしょう。
【党員】
政党に対して入党申請を行い、認められれば党員としての資格を発生します。
自民党の場合、総裁選挙の前2年継続して党費を納めた党員は、総裁選挙の投票権を持つことが出来ます。
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