東大医学部研究 デルタ株の“重症化”実験で解明 1つ細胞が感染すると隣とくっつき死滅を繰り返す

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  • 21/07/21 10:08:24

若年層への新型コロナ感染拡大は、日に日に顕著になっています。

20日の東京都の新規感染者は1387人。そのうち、50代以下で1300人を超えています。

さらに、重症者の推移を見ると、今年1月時点ではほとんどが60代以上でしたが、7月には50代以下とほぼ同じ割合になっていて、若い世代の重症化が増えているように見えます。

その要因の一つとされるのが、インドで確認されたデルタ株です。

未知の部分が多いこの変異株について、新たな研究結果が発表されました。

東京大学医科学研究所の佐藤佳准教授ら若手研究者のチームが着目したのは『P681R』というデルタ株特有の変異。働き方に大きな特徴があるといいます。

東京大学医科学研究所・佐藤佳准教授:「感染したハムスターの体重の変化と肺機能を測定したが、インド型(デルタ株)に感染したハムスターも『P681R』の変異だけを持つウイルスを作った時も、従来型より体重が減りやすくて、肺機能が低下すると分かった」

佐藤准教授によりますと、このマウスの実験によって、デルタ株の病原性が高いこと、つまり重症化しやすいことが分かったといいます。

従来株と比較した画像を見ると、デルタ株に感染した細胞は、互いにくっついて、大きな塊を作っているのが分かります。
東京大学医科学研究所・佐藤佳准教授:「1つの細胞に感染すると、隣の細胞とくっついてしまう。それが周りに広がるので、くっついて死ぬ細胞が増える。デルタ株『P681R』は、より広い範囲でダメージを受けるのでは。イギリスの報告では、重症化しやすいという話もあるので、その原因の一端を解明できた研究ではないか」

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    • 1
    • リブロース芯
    • 21/07/21 18:01:30

    引っ付き虫かよー

    • 0
※コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています

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