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- 21/07/14 11:39:04
オホーツク海側の滝上町の林道でヒグマに襲われたとみられる女性の遺体が見つかってから一夜明け、現場では警察と猟友会による警戒が続けられています。
12日、滝上町滝ノ上原野の浮島湿原に続く林道脇で女性が頭から血を流して死亡しているのが見つかり、警察は、動物に引っかかれたような傷があることからクマに襲われた可能性があるとみています。
所持品などから亡くなったのは道外に住む60代の女性とみられ、警察が身元の確認と死因の特定を進めています。
一夜明け、町は、地元の猟友会に依頼してハンター2人を現場に派遣し、午前10時ごろから付近の林道で警察官と一緒に警戒を続けるとともに、クマの出没を知らせる看板を設置して注意を呼びかけています。
滝上町の齊藤勇副町長は「道内でクマの被害が相次ぐ中での事案なので、痛ましく思うとともに恐怖を感じている」と話していました。
ハンターの小山内健昭さんは「2、3日前のクマの足跡は見つかったが、新しいものは見つけられなかった。クマが多くいる山なので注意して行動してほしい」と話していました。
町によりますと、ことし現場周辺でクマの目撃情報はないものの、去年5月には今回の現場から3キロほど離れた場所で男性がクマに足をかまれてけがをする事故も起きています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210713/7000036487.html
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