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- 21/06/26 16:42:09
県が回収を呼び掛けている不正ケシ(県医療薬務課提供)
青森県は25日、県内の園芸店が誤って、あへん法で所持や栽培が禁じられている不正ケシ(ソムニフェルム種)を販売していたと発表した。
購入者や見掛けた人に対し、連絡するよう呼び掛けている。不正ケシは21~23日の3日間、青森市浪岡の「山田園芸店」で、 ポピーとして1本100円または150円で売られていた。苗の状態で、5本が販売された。
県医療薬務課によると、県内の卸売業者から保健所に、品物が不正ケシかどうかの相談があったことを端緒に調査し、不正ケシが流通していることが分かった。
生産者、販売店いずれも、不正ケシとは知らずに取り扱っていたという。
販売された品以外の不正ケシは、全て回収した。
不正ケシは、草丈が100~160センチで、5~6月に赤、桃、紫、白などの花を開く。
葉、茎、つぼみはキャベツの葉のような白みを帯びた緑色をしているなどの特徴がある。
栽培しているだけでは直接人体に被害はないが、樹液を固めるとアヘンになる。
不正ケシは県が回収、処分するため、購入したり見つけたりした場合でも、
自ら処分しないよう呼び掛けている。既に廃棄した場合でも連絡するよう求めている。
連絡は県医療薬務課で、平日の午前8時半~午後5時15分に受け付ける。
2021/06/26(土) www.toonippo.co.jp
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