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- 21/05/15 10:32:19
西日本鉄道は14日、土井自動車営業所(福岡市東区)に所属する路線バスの30代男性運転手が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。運転手は体調不良で13日にPCR検査を受けたが、会社に報告せずに14日に福岡市内を走る路線バスにそのまま乗務し、その後に陽性と判明した。
西鉄によると、運転手は11日の勤務終了後にだるさを感じ、12、13日は予定されていた休みを取り、13日に医療機関を受診してPCR検査を受けた。体調不良時やPCR検査を受ける際には会社に報告することが義務づけられていたが、運転手は報告しなかった。
運転手が乗務したのは11日が「多々良・八田線」、14日が「土井団地~博多駅線」。ICカードの利用者やドライブレコーダーを確認したところ、計242人の乗客がいたという。
西鉄は「大変遺憾で、深くおわび申し上げる。全従業員に体調不良時、検査時の対応を再徹底し再発防止に努める」としている。【黒澤敬太郎】
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