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- 織田信忠
- 21/04/20 06:24:33
平安の昔から「花洛」とも称されてきた京都。“花の都”を意味するその名にふさわしく、4月に入ったばかりのその時季、満開の桜が美しく咲き乱れていた――。
【写真あり】恋人女性の腰にそっと手を回す大野
3月21日で全国の緊急事態宣言がすべて解除されたとあって、古都もそれまでの閑古鳥の日々を終え、春たけなわを愛でる人々で少しずつにぎわいが見られるようになっていた。この後、再び全国で感染者が増え始め、4月12日からは京都府内でもいわゆる“まん防”が適用されることになるのだが、ちょうど自粛ムードが始まる前のはざ間の時期のことだった。
京都駅からさほど遠くない通りを、グレーのマスクに黒いキャップをかぶり、Gジャン姿で悠然と歩く男性がいた。嵐の大野智(40)だ。
彼と歩調を合わせ、ピッタリ寄り添っているのは、小柄でかわいらしい雰囲気をもった、30歳前後とおぼしき女性だ。ピンクのマスクが桜とよく調和している。
通りに面したある旅館の前に着くと、彼女は携帯電話を取り出し、外観の撮影をし始めた。初めて訪れたのだろう、この訪問を心待ちにしていたように、熱心に撮り続ける。そんな様子を大野は後ろで優しく見守っている。
彼女が撮影し終わると、2人は旅館の玄関へと入って行った――。
■せっかくの“休暇”も外出するのは犬の散歩だけ
「僕は明日から自分のことをちょっと考えて、自分の時間を大切に生きてみようと思います。何するかは決まっていませんが。またいつか、人のためになれるように」
昨年大みそかのコンサートでこう挨拶をし、芸能活動休止に入った大野。嵐が昨年いっぱいで活動を休止する結論を出したのも、大野の「自由な生活がしてみたい」という要望がきっかけだった。
願いどおりの“自由”を手に入れてから3カ月あまり。どんな生活を送っているのだろうか。
「仕事関係者との連絡は、極力避けていますね」
そう明かすのは、ある芸能関係者。
「2月ごろのことですが、大野さんが仕事の業務連絡のためにこれまで参加していたグループLINEを退会した、と聞きました。仕事のことをできる限り頭から追い出したいのだと思います」
そんな“リセットモード”でも、嵐の絆は大切にしているようだ。
「メンバーだけのグループLINEがあって、そこでは、5人でやりとりをしているようです。メンバーの誰かがテレビに出ていたりすると、『頑張って』とか『見てるよ』とか励ましの連絡をし合って盛り上がっているようですね」(前出・芸能関係者)
メンバー4人のソロ活動にエールを送る一方で、自身の新生活は思いどおりのスタートが切れていないという。知人男性によると、
「活動休止に入ったらすぐに東京を出る、というのが大野さんが強く願っていたことでした。当面は、自然に囲まれた田舎で伸び伸びと暮らしたいと考えていましたから。でも今年に入ってから、新型コロナの状況がさらにひどくなっていきました。
緊急事態宣言下の2カ月は東京の自宅に籠るしかない日々が続いたんです。ここ最近も感染者が再び増え始めたので、外出はなるべく控えているようですね。1日のうちで外に出るのは犬の散歩だけ、という日がほとんどのようです」
4月中旬、本誌は東京都内で、大野の姿をキャッチしているが、やはり愛犬の散歩中だった。
「本人は公言はしていませんが、黒いパグ犬を飼っているようです。趣味の絵のモチーフとして、よくこの犬を描いており、個展にも出展されていたので、ファンの間でも有名です」(スポーツ紙記者)
散歩中の大野は、国民的スターのオーラを消していた。通り過ぎる人々は大野に気がつかず、本人も人目を気にする様子はない。犬の歩調に合わせてゆっくり歩き、時折立ち止まったり、犬のほうを向いて「大丈夫?」と声をかけたりする様子はほほ笑ましかった。
愛犬に癒されながら自粛生活をやり過ごしていたようだが、ずっと東京にいたわけではない。
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「緊急事態宣言が解除された時期には、地方の知人のもとを訪れたりしたこともあったそうですよ」(前出・知人男性)
沖縄の離島を訪れ、休息の時を過ごしていたこともあったという。
「その地は、大野さんがかねて趣味の釣りを楽しむために訪れていた場所であり、土地を仲間と共同購入しているエリアです。コロナ禍が一段落したらしばらく滞在することを検討しているようです」(前出・知人男性)
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