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- ルイス・フロイス
- 21/02/08 11:41:10
新型コロナの治療にもあたっている東京女子医科大学が職員に向けコロナに感染した場合、原因によっては「休業中は無給とする」などとした文書を出していたことがわかりました。
これは、先月29日付けで東京女子医大の経営統括人事課が病院の職員らに対して出した文書です。この中では、コロナに感染して休業する場合の運用を見直すと書かれています。
「法人内の施設において、新型コロナウイルスに感染したりして休業するに当たり、その感染原因等が法人からの自粛要請に反した行為にある場合には、休業中の給与は無給とする」
「どうなったら無給なのかとか、そういうのは一切ないので、説明が」(東京女子医大の病院で働く看護師)
取材に応じた看護師によりますと、普段から勤務中にマスク・ゴーグルを着用することや、旅行などの自粛を要請されていますが、無給となるのはどういうケースなのかこの文書以外に説明はありませんでした。
感染リスクと隣り合わせの現場には、戸惑いと憤りが広がっているといいます。
「かなり私達も頑張って、気持ちを張り詰めて、対策しているのに、本当にどこでかかるかわからない中でのあの文章。やっぱり納得できない」
「職員が大事にされていないのは感じます」(東京女子医大の病院で働く看護師)
さらに、文書にはこんな一文も付け加えられていました。
「医療機関を持つ医科大学で勤務する職員は、本来健康な状態で労働を提供する必要があり、感染等を理由に休業することはいわば民法上の『債務不履行』に当たると解釈されます」
「よって、この場合には、休業期間中には給与を支給しないことが妥当である」
「健康であるべきみたいな文章があったと思うんですけど」
「過酷な勤務だし、休みも少ないし。それで健康を保てって言われても、それはって」
「悲しい。怒りを通り越す。悲しいっていう感じです。」(東京女子医大の病院で働く看護師)
大学側はJNNの取材に対し「本学は医療機関としての社会的責任を果たすべく、通常の企業よりも厳格な新型コロナウイルス感染症対応を行っております」としたうえで「質問への回答は控えさせていただきます」とコメントしています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4193444.html
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ザビエル