ニンテンドースイッチが米国で史上最大級の大ヒット

ニンテンドースイッチが米国のコンソール年間販売で史上2番目の売り上げを記録、日本では販売されているコンソール全体の87％を占める。

Nintendo Switch Has Second Best US Console Sales Year Ever, 87% Of All Consoles Sold In Japan

Jan 16, 2021

2020年はPS5とXbox Series X/Sが販売されたこともありゲーム関連のニュースの見出しはどれもこの2つのコンソールの名前で埋め尽くされていた、しかし実際の勝者はニンテンドースイッチに他ならない。

それもニンテンドースイッチにとって過去最高の年だっただけでなく、ビデオゲームの歴史を見ても最高の年の1つだった。

ニンテンドースイッチは販売台数および販売額の両方で2020年に米国で最も売れたコンソールとなり、米国のコンソール年間売上高で2008年のWiiに続く史上2番目の売り上げを記録したとニューヨーク州に拠点を置くアメリカの市場調査会社『NPDグループ』が明らかにした。

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NPDグループのエグゼクティブ・ディレクター(取締役) - マット・ピスカテ
@MatPiscatella

Nintendo Switchは12月と2020年の両方で販売台数および販売額で最も売れたゲームハードウェアプラットフォームだった。

Switchの2020年の年間売上高はゲームハードウェアプラットフォームとしては2008年の任天堂Wiiに続く米国史上2番目の売上高だった。

https://mobile.twitter.com/MatPiscatella/status/1350078857970270209
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NPDグループのエグゼクティブ・ディレクター(取締役)であるマット・ピスカテラ氏はTwitterで、2020年12月のビデオゲーム販売の内訳の一部としてこの事実を明らかにした。

先月の米国人のゲームハードウェア／コンテンツ／アクセサリ全体に対する支出は77億ドルに達し前年比で25％増加、そのうち13億5000万ドルをハードウェアが占めていた。

また昨年の日本でのスイッチの販売台数は600万台で前年比で30％増加。スイッチは日本で販売されたすべてのコンソールの87％を占めている。

ビデオゲームに対する支出が全面的に増加したのはパンデミックによる外出制限／自粛で巣ごもり需要が増加した影響が大きい、そしてその恩恵を最も受けたのは外出先に持ち運べることが売りであるはずのニンテンドースイッチだった。

パンデミックにより人々は家族やパートナー、ルームメイトなどと一緒に自宅に閉じ込められ、テレビ画面を共有することを余儀なくされ、"なにかやれること" に飢えていた。

ニンテンドースイッチがそのような状況にいかに適していたかは語るまでもないだろう。

家中に持ち運ぶことができ、テレビを占有する必要がないスイッチはPlayStationやXboxよりも消費者にとって魅力的に見えたのは間違いない。

新型コロナのワクチン接種が始まったとはいえパンデミックは激しさを増し続けており、少なくとも米国では2021年以降も人々は1日のほとんどを家で過ごすことになりそうだ。

そのためスイッチの売上高は引き続きかなり高い水準を維持すると思われる。

また需要が絶えず高いためコンソールの価格を実質的に引き下げる必要がないという事実も高い水準の売上高を支えている。

https://kaikore.blogspot.com/2021/01/nintendo-switch-2020-second-highest-annual-sales.html?m=1