阪神大震災で崩壊したビルの前、ぼう然と立ち尽くす「安田大サーカス」団長…亡き友が今も支え

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    • 前田慶次
      21/01/17 19:39:45

     被災者が知っておくべきだと思ったことをひたすらブログに書いた。災禍を安全に生き抜く教訓は、東北の人から「役に立ちました」と感謝された。この経験をきっかけに、阪神大震災を語っていくと決めた。

     今年も正月から漫才番組などに出演し、世の中に笑いを届けた。「我慢強すぎる芸人」として24時間自転車で生活したり、人気ドラマ「半沢直樹」の「大和田常務」の物まねをしたりして、芸能界で息長く活躍を続ける。

     脳裏にあるのは、震災の5日後に対面した、眠っているような恵介さんの顔。「死んだらずっと寝ないとあかんのやったら、今は起きてやれることをやらな」。親友が、今も支えとなっている。

     コロナ禍と災害は共通するところがあると感じる。

     「『非常事態やから、みんなで頑張らなあかん』と無理をしたら、すぐに限界がくる」と経験上、知っている。だから、「他人を助けられるのは、自分に余裕があるときだけ。『頑張りすぎたらあかん』」と呼びかけることにしている。

     実は「笑いで人を幸せにする」とは考えていない。人が笑ってくれたら、自分が幸せになる。そして初めて、苦しいときにほかの誰かを思いやる力が湧く。そう信じ、芸を磨き続ける。

     震災当時、記者は1歳。家は大阪北部にあり、揺れたと聞いたが、もちろん、記憶はない。今回の取材では、底抜けに明るいイメージだった安田さんが時折曇らせる表情に、「時間がたっても癒えない心の傷」を見た気がした。記事を通し、震災を伝えていきたい。(中西千尋 27歳)

    https://news.yahoo.co.jp/articles/171c1af7b52fc748935d47b5f2bdcc951e4b4d12

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