- なんでも
- 足利義輝
- 20/12/19 20:57:51
5人に1人が貧困と言われている日本社会。私たちは驚くべき現実を知ることとなる。今回取材したのは岩手県に住む山田さん一家。母のよし江さんは、中学1年生の長男、小学3年生の長女、小学1年生の次男と暮らしている。母子手当て児童手当含め月に17万円の収入がある。家賃に4万5000円、車のガソリン代等に3万円、光熱費に3万8000円、子供達の学校に必要なお金等に13万円消えてしまう。子供達は部屋の中でダウンジャケットを着るなど厚着をして寒さを凌いだ
「ストーブやこたつをつけてしまうと電気代がかかってしまう、ガス代もかかってしまう。少しでも節約しないといけない」とよし江さんは話す。食事は1日に1食のみ。インスタントラーメンやモヤシ炒め、白米で腹一杯にする。
「本当は1日たくさんご飯を食べさせたいけれどお金がないから子供たちには我慢させてる。給食があるからそれでお腹いっぱいに食べなって言ってる」子供達のランドセルや制服は知り合いや近所に頭を下げてもらったお下がりである。長男は不登校気味である
『学校に行くと自分の貧乏さが目立ち辛い思いをしている。周りと自分が違う惨めさを感じてる。」学校のスクールカウンセラー室で1日を過ごすこともあるそう。一時は生活保護も考えたよし江さん。しかし生活に必要な車を手放したくなかった。
「車がないとどこにも行けないし働き口もないから車だけは手放せなかった。」
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