すっかり年齢だけは重ねて、さも大人になったつもりでいるけど
ふっと子供の頃のことや中高生の頃のこと思い出す時がある。
オトナには理解してもらえない自分にとってはとても大きな苦悩を抱えていたことも、ふっと思い出すことがある。

男子高校生があの施設の屋上にどこから向かって行ったのか、どんなことを考えながら人混みを歩いて目的地まで歩いていたのか。
誰も彼の異変や苦しみに気付かなかったのかな。

どうしてもこの世に存在していたくないと思わせた理由は何なのだろう。
知ったからと言って今さら二人は戻ってこないのだけど・・・・

おばちゃんは苦しくなるくらい悲しいよ。
泣いたからって君たちが戻っては来ないってわかっているけど、
多くの人がこの事故を辛い気持ちで受け止めようとしています。

あなたたちのご家族はこの先何年も、何十年も受け止められないでしょうけれど・・・

亡くなった若いお嬢さんがどうか彼の道連れとならずに、一人の女性としての命のピリオドを打って光り輝く天国に辿り着けますように。
お父さん、お母さん、妹さんを見守ってあげててください。