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- 佐々木小次郎(強い)
- 20/08/13 23:06:57
13日、都内では新たに206人の感染が確認されました。感染者数は横ばいの傾向にありますが、都庁で行われた会議で専門家は今後の重症患者数について危機感を示しました。
週に一度行われる新型コロナウイルスに対するモニタリング会議を総括した小池都知事。会議で報告されたのは、収束の見えない感染と逼迫(ひっぱく)する東京都の医療体制でした。
国立国際医療研究センター・大曲貴夫国際感染症センター長:「都の全域・全世代に感染が広がっている。新規の陽性者数と接触歴等不明者数は高い水準のまま推移している」
東京都医師会・猪口正孝副会長:「現時点の確保病床数は、都は2400床ですが、それを占める入院患者数の割合は70.1%となっており、国のステージ3の指標25%を大きく超えております」
ただ、重症患者数が21人と少ないこともあり、「感染状況」は4段階のうち最も高い「感染が拡大していると思われる」でしたが、「医療提供体制」は上から2つ目の「体制強化が必要と思われる」にとどまりました。しかし…。
東京都医師会・猪口正孝副会長:「ただ、中等症の患者が増えていて将来的には重症の患者が増える可能性が非常に強まってきている」
東京都によりますと、13日に分かった感染者は206人。2日続けて200人を超えました。また、12日に明らかになった感染者のうち約7割が感染経路不明で、7日間平均では3日以降、200人を超えたままです。
都内では、感染拡大を防ぐ対策を取っていることを示すステッカーを掲示した店で集団感染が発生しました。江戸川区にあるフィリピンパブ「マヨン2」では先月30日に60代男性客の感染が判明し、全従業員12人の検査をした結果、20代から40代の女性従業員7人の感染が確認されました。江戸川区によりますと、店は今月4日から休業していて、男性がパブに持ち込んだかパブで男性が感染したかについては明確に分かっていません。
小池都知事:「ですから場所としてのお店の理解、協力とそれから、そこを使う利用者側の両方の認識が必要なんだということを改めて理解しなければならない」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000190702.html
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