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- 細川幽斎
- 20/08/13 15:07:08
44人感染のカラオケ大会「注意しても起きた」
2020年08月12日(水)19:03
合わせて44人にまで感染が拡大しているカラオケ大会関係のクラスターで、大会を主催した石川県小松市の店のオーナーの男性が、北陸放送の取材に対し複雑な胸の内を明かしました。
「見えないものはどうにもならないというのが本音。十分気を付けていたつもりだったが迷惑かけたことを申し訳なく思っている」(スナックの店主)
小松市内でスナックを営む60代の男性。先月30日に店で開かれたカラオケ大会でクラスターが発生し、これまでに関係者44人にまで感染が拡大しました。
男性によりますと、店内の広さはおよそ30畳で、参加者は60代から70代の男女26人とスタッフ5人の合わせて31人。参加者同士が密集する状況は避けられず、飲食時にはマスクを外していたといいます。
「今回の大会は7月30日だけど、他(の店)もどんどん始めたので安心感があった」(スナックの店主)
一方で、店にはマイクを消毒するための除菌シートや消毒液のほか空気清浄機を設置し、感染対策には気を使っていたといいます。「これだけ注意しても起きた。もっと注意すべきだし集まること自体良くなかったのかもしれないが…」(スナックの店主)
小松市は今回のクラスターの発生を受けて、カラオケを使用する市内のおよそ150店舗に対し「業種別ガイドライン」を遵守することなど、改めて感染予防を強化するよう通知しています。
MRO北陸放送
http://www.mro.co.jp/news/detail.php?cd=24051922
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【石川】カラオケ大会 小松のスナック 歌や食事 マスク外す 隣同士の客 間隔30センチ
2020年8月11日 05時00分
◆店主「予防指針 知らず」
(略)
「(自分の店は)カラオケボックスではない」と考え、ガイドラインを知らなかった。(長屋文太)(略)
男性によると、カラオケ大会は七月三十日午前十一時半から、四時間にわたり開いた。五十~八十代くらいの客二十六人とスタッフ五人の計三十一人が約三十畳の店内に密集し、歌や飲食を楽しんだ。(略)
「感染症対策をしたつもりだったが、甘かった。申し訳ない」。振り返ると、隣同士の客は約三十センチの間隔しかなかった。空気清浄機を導入したため安心し、換気は一回しか行わなかった。来店者に名前、住所、連絡先を聞いたが、検温はしなかった。
カラオケ大会は月一度開く恒例行事で、三~五月は休止し、六月末から再開した。男性は検査結果では、陰性だった。男性によると、最後までマスクをしていた客は陰性だったという。「マスク着用が一番大事だと思う」。店はしばらく休業する。(以下略)
中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/103010
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