- なんでも
- 長久
- 20/05/01 18:03:25
新型コロナウイルスに感染し、東京都が用意したホテルで療養していた軽症者の1人が、経営する会社の倒産危機を訴え、陰性の判定が出ないまま帰宅していたことが分かりました。都は「帰宅を拒否する法的な権限がない」としています。
東京都は、重症患者の病床を確保するため、無症状や軽症の患者をホテルに移していて、港区にある「東京虎ノ門 東急REIホテル」では先月15日から受け入れが始まっています。
病院から移送された患者は、PCR検査で2回続けて陰性と判定されなければ原則帰宅することができませんが、このホテルで療養していた軽症者の1人が自宅療養を希望し、陰性の結果が出ないまま帰宅していたことが関係者への取材で分かりました。
「このホテルでは、現在、一般の人の立ち入りを禁止していますが、ここで療養していた軽症者の1人が、自分の会社の倒産危機を訴えて、自宅での療養を強く希望したということです」(記者)
東京都はホテルに留まるよう説得したものの受け入れられず、「公共交通機関での移動を控えること」「保健所に健康観察を続けてもらうこと」などについて、口頭で同意を得て帰宅させたということです。
ホテルでの療養に強制力はなく、東京都は「残念だが、現状では帰宅を拒否する法的な権限がない」とコメントしています。(01日10:34)
- 0 いいね
No.-
3
-
康永