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- 20/04/17 18:27:58
消毒液の代わりにアルコール高濃度の酒使用認める 厚労省
2020年4月13日 15時25分
新型コロナウイルスの感染拡大で、アルコール消毒液が不足していることを受けて、厚生労働省は、アルコール濃度が高い酒を消毒液の代わりとして使用することを特例として認めることを決めました。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために必要なアルコール消毒液は、供給が追いつかず、各地の医療機関や高齢者施設から対策を求める声が出ています。
これを受けて厚生労働省は、やむをえない場合にかぎり、酒造メーカーがつくるアルコール濃度が高い酒を消毒液の代わりとして使用することを特例として認めることを決め、全国の医療機関などに通知しました。
具体的には、アルコール濃度が70%から83%の酒を対象とし、これより濃度が高い酒は、殺菌効果が落ちるため薄めて使うよう求めています。
この濃度に該当する酒はウォッカなどで、酒造メーカーでは、消毒液の代わりとして使用することを想定した製品の製造も始まっているということです。
厚生労働省は「主に医療機関での消毒液の不足を解消するための特例措置であり、一般の家庭では、引き続き、手洗いの励行を続けてもらいたい」と話しています。
NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200413/k10012384111000.html
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消毒液代わりに高アルコール酒 酒造メーカー注文殺到
2020年4月16日 木曜 午前9:53
新型コロナウイルスの感染拡大をめぐって、消毒液の代わりにアルコール度数が高い酒の利用が特例として認められたことを受けて、酒造会社には、問い合わせが殺到している。
日本酒などを生産している山梨・大月市の「笹一酒造」は、4月21日から消毒用としても使用できるアルコール度数77%の商品を販売する。
天野怜代表取締役社長「想像を絶する問い合わせがある。1日数千件の連絡がある」
この酒造会社には、医療機関だけではなく、一般の人からも問い合わせが来ているという。
天野社長「事業の垣根を越えて、社会貢献できたらと思っています」
消毒液不足を受けて、厚生労働省は、4月10日、やむを得ない場合に限りアルコール度数の高い酒を代わりに使うことを認める通知を全国の医療機関などに出した。
対象となるのは、成分にメタノールを含まない、アルコール度数が70%から83%の範囲の酒となる。
サントリーホールディングスも、グループのサントリースピリッツの大阪工場で蒸留したアルコールの一部を、医療機関など向けに4月下旬から提供するほか、宝酒造も、消毒液の原料としてアルコール分95度の「特定発酵アルコール」を供給する予定。
FNN
https://www.fnn.jp/articles/-/32964
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