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- 貞和
- 20/03/31 11:06:12
ここ数年、志村が特にかわいがっていたのが、千鳥の大悟だった。『テレビ千鳥』。
公開収録だったある回で、ほぼ千鳥の2人だけでのフリートークが展開された。
大悟いわく、日本に住むほとんどの人が、子どものころに志村で笑わされた経験があるといっても過言ではない。
それほど長く、志村はテレビの世界で笑いを提供してきた。そんなレジェンドと大悟が一緒に歩いていたときのこと。
よく考えてみればそれだけでもすごいことだが、前を歩いていた志村は振り返って言った。「振り向いてお前がいるとうれしいんだよな」志村と大悟の寵愛関係を象徴するかのようなエピソード。
それを「こんなことある? こんなうれしいこと」と紅潮気味に語る大悟。
そこにノブが立て続けにツッコむ。「恋人やん」「キスする前やん」 志村と大悟は先輩と後輩の関係にある。師匠と弟子の関係に近いのかもしれない。
大悟はいま志村と深夜番組でコントをやっているが、そこでは多くの学びがあるという。
「お笑いの教科書でいうと10ページ目から始めちゃってんのよ。ダウンタウンさんのページから始めて、ダウンタウンさんのページに憧れて芸人の世界入ってるから。実は20年、お笑いの1ページ目をやらずに育ってきたわけ」
そして、芸人になって20年。大悟はようやく、これまで読み飛ばされてきたお笑いの教科書の1ページ目に触れることになる。 そこにはずっと、志村がいた。
志村の背中を見ながら、大悟は歩く「振り向いてお前がいるとうれしいんだよな」と言われながら。
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