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- 20/03/01 16:24:35
https://www.sankei.com/smp/life/news/200301/lif2003010023-s1.html
静岡市は1日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船後、新型コロナウイルスの感染が2月28日に確認された市内在住の60代の男性が、下船後に同市葵区のスポーツクラブを2回利用していたと明らかにした。男性は市による下船後の行動確認調査で申告していなかった。
市によると、男性は下船当日の2月20日と22日に「スポーツクラブセイシン千代田」にマイカーで訪れ、浴室を利用したという。クラブのホームページによると、男性の利用はいずれも更衣室と浴室で、20日は午後5時45分から約35分間、22日は午前11時10分から約40分間だという。
市は同じ時間帯の浴室利用客に「濃厚接触者がいる可能性が高い」として利用客の特定を急ぎ、14日間の健康観察と外出を控えるよう個別に要請。スポーツクラブは保健所が消毒し、1日は臨時休業とした。
男性は2月27日に息苦しさを訴え、市内の医療機関を受診。検査の結果、翌28日に陽性と判明した。下船時は陰性だった。男性は当初、下船後の外出について「近所に2回、買い物に出た」とだけ話していた。
しかし、20日にスポーツクラブを利用した際、男性と一緒に下船し、スポーツクラブに同行していた家族が「クルーズ船に乗っていた」との趣旨の話をクラブ職員にし、静岡市で男性の感染が確認されたとの報道を見た職員が「感染者が施設を利用した可能性がある」と保健所に連絡。その後の調査で男性の利用を確認した。
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