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- 匿名
- 20/02/12 19:43:42
2/12(水) 19:17
妖怪「ガオ」の使いが11日夜、滋賀県東近江市内の各家庭を回り、子供たちに「親の言うことを聞くか!」「約束を守るか!」と迫った。
東近江地域では、親が子供に「悪いことをすると『ガオ』が来るよ」と諭す伝承があり「八日市は妖怪地」をキャッチフレーズにまちおこしを図ろうと、地元の八日市商工会議所の有志による「ほない会」が2008年から実施している。
この日、角を付けたり、鬼や天狗(てんぐ)、キツネの面をかぶったりしたガオの使いが同市内の野々宮神社に集結。その後、2グループに分かれ、不気味な太鼓や鉦(かね)を鳴らしながら、事前に応募があった市内の10世帯を“急襲”した。
突然の出来事に、子供たちは泣き叫んだり、親にしがみついたりしながら「いい子にします」などと約束。
ガオの使いは「ガオは見ているぞ」などと言いながら、「がお」などと書かれたお札を子供たちに渡した。野々宮神社境内に訪れた家族連れにも、ガオの使いが良い子になるよう迫った。
ガオの使いの訪問を受けた小学2年の東野結芽(ゆめ)さん(8)は「お母さんの買い物について行きます」、小学3年の前田義人さん(9)は「好き嫌いをなくします」などと約束していた。
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