日産のナンバー３が辞任の意向　今月発足の新体制崩れる

2019年12月24日 21時32分

日産自動車のナンバー３にあたる副ＣＯＯ（最高執行責任者）に今月１日に就任した関潤氏（５８）が来年２月にも辞任し、日本電産に入社する意向を示していることが２４日、わかった。

西川（さいかわ）広人前社長兼ＣＥＯ（最高経営責任者）が自らの報酬不正問題の発覚を受けて９月に電撃辞任した後、１２月１日に発足したばかりの新たな経営体制から、早くも首脳陣の一角が抜けることになる。

関係者によると、関氏は日産幹部に対して辞任する意向を示した。日産は「コメントはない」としている。後任の人選は未定という。