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- 19/10/31 10:33:08
10/31(木) 9:50
公選法違反疑惑が報じられた河井克行法相は31日午前、安倍晋三首相に辞表を提出した後、首相官邸で記者団に「法に対する国民の信頼を損ないかねない疑義が生じたことに、責任をとる」と語った。
「辞する覚悟を発動すべき時と考えた」とも述べた。河井氏が語った内容は次の通り
「法相の辞表を安倍首相に提出し了解いただいた」
--辞任の理由は
「法相は大変重い役職だ。一部の報道に接したばかりだが、今回の一件は私も妻も全くあずかり知らない。私は法令にのっとった選挙活動を行っていると信じている。今後しっかり調査して説明責任を果たしていきたい。でも、その確認調査を行う間、国民の法務行政への信頼は停止してしまう。たとえ、1分1秒たりとも法務行政に対する信頼が損なわれてしまってはならない。妻と相談した上、一晩じっくり考え、今朝決断した」
「疑義が生じたこと自体、法の番人として国民の信頼に耐え得るものではない。法務行政をつかさどる立場として、国民の信頼に一点の曇りもあってはならない。政治家として責任を取るのではなく、法相として法に対する国民の信頼を損ないかねない疑義が生じたことに、責任をとる」
「法務、検察に対する国民の信頼を守るために、私は法相を辞める。50日間という短い任期だったが、法務省職員の支援、協力のおかげで濃密に仕事を行うことができた。相次ぐ児童虐待を無くすため『児童虐待とたたかう法務省プロジェクトチーム』を立ち上げ、強制退去を拒む外国人不法残留者の実態を初めて公表し、8年ぶりに法務省において災害対策本部を設置し、災害対策は法務省の本来業務重要業務の一つであると訴えた。全国5万4千人の法務省職員に感謝する」
「私は就任したときから、法務行政に対する国民の信頼を損ないかねないことが起きたときには、ためらうことなく自ら辞する覚悟を持ち続けた。その覚悟を発動すべき時と考えた」
--週刊誌報道の疑惑については
「選挙事務所のことは、選挙対策本部にお願いして、私も妻も外に出て県民に支持を訴えていたので、実際に選挙事務所の事務のことは承知していないが、今後しっかりと調査をして説明責任を果たしていきたい」
--安倍首相からは
「私の辞職の申し出を認めてもらった」
--首相から発言は
「私の辞職の申し出を認めてもらった」
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