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- 元治
- 19/10/13 03:50:07
各地で記録的な大雨を降らせている台風19号は12日夜に風雨のピークを迎え、13日朝には太平洋へ抜ける見通しとなっている。
だが、東京、千葉、神奈川など関東地方の大河川下流では風雨が収まった13日も洪水発生の恐れがあり、注意が必要だ。
台風19号は12日、静岡県に上陸し、神奈川県箱根町や静岡県伊豆市で観測史上1位を更新する記録的大雨をもたらした。
静岡、千葉、群馬などの各県で河川の氾濫や突風による被害も出ている。
非常に強い勢力で関東地方への接近が予想されたため、首都圏では12日、鉄道各社が計画運休し、スーパーやコンビニが休業するなどの対応を取った。
鉄道はおおむね13日午前中まで運休し、午後には順次、運転を再開する。流通も13日には再開され、スーパーやコンビニも営業を再開するとみられる。
ただ、都市部を流れる大河川は13日中も水位が上昇し続け、場合によっては氾濫の危険がある。神奈川、東京、千葉を流れる多摩川、荒川、利根川などの上流域では12日夜、多数の中小河川で氾濫危険水位を越えるなどの警戒情報が出ている。
上流域で降った雨は中小河川を通って大河川に注ぐため、水位上昇には時間差が生じるという。
そのため、13日にかけても大河川の下流域では水位上昇の危険がある。
気象庁関係者は「12日夜にかけて広い範囲で大雨となるが、13日にかけても河川の洪水危険度が上昇し続ける見込み」と警戒を呼びかけている。
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