英語民間試験　半分超の大学・短大が活用へ

来年度から始まる大学入学共通テストで、全国の大学と短大の少なくとも半分以上が英語の民間試験の結果を活用することになったことがわかった。

文部科学省の萩生田文科相は４日の閣議後の会見で、来年度から、英語の民間試験の成績を大学入試センターが集約して提供するシステムを利用する大学と短大が、全国５５９校にのぼるという集計結果を明らかにした。
これで、全国の少なくとも５２．３％の大学と短大が民間試験を活用することになる。

国は、新たな共通テストで民間の英語資格検定試験の活用を求めてきたが、これまで３割近くの大学が活用するか明らかにしていなかった。

萩生田文科相は、「受験生目線に立った見直しを行っていく」などと話している。