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- 19/09/18 14:03:53
埼玉県熊谷市で2009年9月、小学4年の小関孝徳さん(当時10歳)がひき逃げされ死亡した事件で、県警は18日、容疑を自動車運転過失致死から危険運転致死(いずれも現自動車運転処罰法違反)に切り替えた。自動車運転過失致死の公訴時効(10年)は9月30日午前0時に迫っていたが、容疑変更により10年間延長された。
事件は09年9月30日夜に発生。書道教室から自転車で帰宅途中だった小関さんが車にはねられて死亡した。県警は自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で捜査してきたが、目撃証言などが乏しく、ひき逃げ容疑は16年9月に時効(7年)が成立した。
遺族はひき逃げ事件の時効撤廃や、危険運転致死罪の積極適用を求めていた。捜査関係者は「現場の状況から総合的に見て危険運転致死容疑が認められる」と話している。【中川友希、鈴木拓也】
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