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- 匿名
- 19/09/05 12:42:40
2019年9月5日 8時40分
あおり運転で交通事故を起こし、相手ドライバーを侮辱する言葉を口にしたとして起訴された俳優チェ・ミンス被告(57)=写真=に対し、裁判所が有罪判決を下した。
ソウル南部地裁刑事第8単独のチェ・ヨンミ判事は4日、特殊脅迫、特殊器物損壊、侮辱などで起訴されたチェ・ミンス被告に懲役6月(執行猶予2年)を言い渡した。
チェ・ミンス被告は昨年9月17日、ソウル市永登浦区汝矣島にあるLGツインタワー前の道路で、前を走っていた車が自分の進路を妨害しようとしたと感じ、この車を追い越した後、進路前方で急停車して交通事故を起こし、さらに相手ドライバーを罵倒したとして、今年1月に在宅起訴されていた。
判決文によると、こうした状況は、前を走っていた車が2車線にまたがって徐行し、ビル駐車場に入ろうと急ブレーキを踏んだことから始まったという。
その後ろを走っていたチェ・ミンス被告も急ブレーキを踏んだため、隣の席に乗っていた人が持っていた飲み物がこぼれた。
このため、チェ・ミンス被告は相手ドライバーを脅そうと決めて相手の車が入った駐車場の入り口で待っていた。
あいにく駐車場がいっぱいで相手の車はすぐに道路に出てきた。
待っていたチェ・ミンス被告は自分の車で相手の車の進路をふさぎ、急停車して接触事故を起こした。
そして、チェ・ミンス被告は指を立てるジェスチャーをして相手を侮辱する言葉を口にしたとのことだ。
チェ・ミンス被告側は裁判の過程で、「相手の急停車で接触事故が危ぶまれる状況となり、相手が逃走したため追いかけたに過ぎず、相手ドライバーを脅迫したり、事故を起こしたりする意図はなかった」と主張した。
しかし、地裁は防犯カメラの映像などを根拠に、被告の主張には説得力がないと判断した。
地裁は「被告のような運転行為は、被害に遭ったドライバーにかなりの恐怖心を抱かせただけでなく、その後に事故を引き起こす危険性があり、この事件の場合、実際に追突事故が発生した。それでもチェ・ミンス被告は過ちを反省していない」と判断した。
チェ・ミンス被告は「法がそうだというならばそれを受け入れるが、それ(判決)に納得したり、同意したりはしない」と述べた。
また、「(相手が)私にぞんざいな言葉遣いをして、「芸能生活ができないようにしてやる」などと言ったので、私も指を立てた。後悔はしていないし、その人物は許せない」とも言った。
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