- ニュース全般
- 元徳
- 19/09/01 16:07:42
鹿児島県警は31日、同居する4歳の女児を殴ったとして同県出水市明神町、建設作業員、日渡(ひわたし)駿容疑者(21)を暴行容疑で逮捕した。女児は死亡しており、虐待の疑いもあるとみて経緯を調べている。
逮捕容疑は8月27日午後7時半~8時ごろ、自宅で大塚璃愛来(りあら)ちゃん(4)の頭部を拳で殴ったとしている。容疑を認めているという。
29日午前0時過ぎに、出水市内の病院から「風呂場で溺れたという女児が死亡した」と通報があり発覚した。日渡容疑者が病院に連れて来たが、28日午後11時57分に死亡が確認されたという。司法解剖の結果、溺死とみられ、体には複数の傷があった。県警によると、日渡容疑者は璃愛来ちゃんの母親の交際相手。
県警によると、璃愛来ちゃんが同県薩摩川内市に居住していた今年3月18日、市から県警薩摩川内署に虐待が疑われると情報が寄せられ、同日と19日に署員や児童相談所の職員らが自宅を訪問。璃愛来ちゃんと母親に面会したが、体に傷などは確認されなかった。
3月下旬~4月上旬には同市内で「夜間に児童が一人で外出している」との通報が同署に計4回あり、署員が自宅近くで璃愛来ちゃんを保護。ネグレクトの疑いで児童相談所に2回通告した。当時、璃愛来ちゃんには太ももに薄いあざが一つあったが発育状況に問題はなかったという。
璃愛来ちゃんは出水市に転居し、管轄署に情報は引き継がれたが、転居後に虐待が疑われたケースはなかったとしている。【林壮一郎】
- 1 いいね