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- 万延
- 19/05/29 16:45:10
痴漢を安全ピンで撃退することを勧める内容のマンガがツイッターに投稿されて賛否を呼ぶ中、16万件以上の「いいね」が寄せられている一方で、過剰防衛との指摘や「冤罪(えんざい)だったらどうするんだ」など否定的な意見もあり、論争になっている。
こうした中、「痴漢」という印影の判子を持ち歩き、痴漢に遭ったら加害者の手などに押すという提案がネット上に登場。
これを受け、文具メーカーの「シヤチハタ」(名古屋市)が公式ツイッターで「早期に対応できるようにします。ジョークではなく、本気です」と護身用スタンプの開発を検討することを明らかにした。【山口朋辰/統合デジタル取材センター】
「いいアイデア」「証拠になる」と反響が相次いだ。
これを受け、シヤチハタは21日、「話題になっている社会問題の件ですが、早期に対応ができるようにします」とツイート。
26日には「最初にご提案できるのは従来のネーム印とほぼ変わりません。そして今後段階的に形にできればと考えております」と書き込み、「目指すべきはこの社会問題が根絶され“護身用グッズが必要ない世の中”になる事です」と結んだ。
投稿を見た人たちからは「指輪型がいい」などの要望のほか、「商品化されたら絶対買う」など好意的な書き込みが相次いだ。
同社広報部によると、公式ツイッターへの投稿を担当する女性社員が、ネット上のやり取りに反応したという。
同社広報部は「具体的な商品像はこれから議論するが、会社として対応すべき問題と捉えている」と説明。同社は朱肉が要らないネーム印のほか、子供に手洗い習慣を身につけてもらう狙いで30秒ほど洗わないと消えないスタンプを販売しており、こういった従来品を参考にしながら検討するという。
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