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まとめサイト差別 賠償命令確定
12月12日 17時11分
NHK 首都圏NEWS WEB
在日朝鮮人の女性がインターネット上の差別的な投稿を集めた記事で精神的な苦痛を受けたとして、いわゆる「まとめサイト」の運営者に賠償を求めた裁判で、最高裁判所は運営者の上告を退ける決定を出し、200万円の賠償を命じた判決が確定しました。
在日朝鮮人のフリーライター、李信恵さんは、平成25年から26年にかけて、まとめサイトの「保守速報」に李さんに対するインターネット上の差別的な投稿を集めた記事が掲載され、精神的な苦痛を受けたとして、サイトの運営者に賠償を求めていました。
1審と2審は、記事が人種差別や女性差別にあたることを認めた上で、「まとめサイトは元の投稿を閲覧する場合と比べると、内容を容易かつ効果的に把握できるようになっている。原告の社会的評価を新たに低下させたと認められ、人格権を侵害している」などと指摘して、まとめサイトの運営者に200万円の賠償を命じていました。
これに対し、運営者が上告していましたが、最高裁判所第3小法廷の宮崎裕子裁判長は12日までに上告を退ける決定を出し、運営者に賠償を命じた判決が確定しました。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20181212/0022530.html- 1
18/12/17 19:39:32