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- 矢木沢ダム
- 18/07/10 11:56:48
「生理ちゃん」は小山健さんによる漫画。ウェブメディア「オモコロ」に掲載されて話題になり、累計の閲覧数は800万を突破。人気に目をつけたKADOKAWAが6月に書籍化した。東京・新宿の書店では先月、初のサイン会が開かれ、若い女性や家族連れなど100人近くが集まった。「どうしてそんなに生理のことがわかるんですか」「私は出血量が多くて……」。単行本にサインをしながら、小山さんはファンとふれ合った。
生理ちゃんは月に一度、女性の元にふらりとやってくるキャラクターだ。容赦なく「生理パンチ」を腹部にお見舞いし、注射器で血を抜き取る。生理パンチは女性が生理痛に襲われる様子を表現。「月のものがおしおきよ」などと決めぜりふを繰り出し、時に厳しくも優しい言葉で女性たちに寄り添う。生理痛と仕事の両立に苦しむ人を見て「女性は生理があるから大変だよね」という男性に、生理ちゃんはこう返す。「大変なのを生理を理由にできないのが大変なんですよ」
サイン会に来た東京都板橋区の松浦あゆみさん(29)は生理痛に悩む自分の姿を投影させながら読んだという。「生理のつらさって声を大にして言えるものではない。今まで女性だけでひそかに言い合っていたことを、男性がこんなにわかりやすく描いてくれるなんて! ただおもしろいだけでなく、ほっこりする。女友達に勧め、旦那にも読ませています」と話した。
(ライブドアニュース)
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