- ニュース全般
- 昂
- 17/09/13 21:01:03
東京都大田区のマンションで2016年1月、同居していた新井礼人ちゃん(当時3歳)を
虐待して死亡させたとして、傷害致死罪に問われた無職永富直也被告(21)の裁判員裁判で、
東京地裁(家令和典裁判長)は13日、懲役8年(求刑・懲役9年)の判決を言い渡した。
判決によると、永富被告は同年1月25日夜、マンション室内で礼人ちゃんを放り投げて
収納ケースにぶつけたり、顔を殴ったりしたほか、礼人ちゃんの頭にかかとを打ち付ける
「かかと落とし」などの暴行を加え、同月27日未明、外傷性硬膜下血腫で死亡させた。
永富被告は今月4日に行われた初公判で「暴行して死なせてしまったことは事実です」と述べ、
起訴事実を大筋で認めていた。
家令裁判長は「被告は身長約192センチ、体重約130キロの体格で、空手や格闘技の経験がありながら
約30分にわたって暴行した」と指摘。永富被告の「食事の行儀をしつけたが、うまくできずに腹が立った」
との供述については「(女性宅に)居候していたにすぎず被害者をしつける立場になかった」とした。
読売オンライン
- 1 いいね